味わい方
風の森の味について、よく表現されるのが「驚くほどフレッシュな発泡感、シュワシュワ・フルーティー」これは多くのファンが共感するわかりやすさ。蔵元である油長酒造が語る味覚感とは?風の森は従来の日本酒の味覚路線に合わせず、五感で「美味しい」と思える日本酒を表現しています。
従来の日本酒の味である、辛口スッキリ、フルーティー、香り、甘み。これを超越した「驚くほどフレッシュな発泡感、シュワシュワ・フルーティー」に、「複雑味」という様々な味覚要素が加わったのが特徴。 これは風の森シリーズの酒米タイプで感じ分けができ、精米歩合タイプでも違いを感じることができるでしょう。
開封から数日
栓を開けた瞬間のフレッシュ感「つぼみ」の状態から、時間がたつにつれ「花」が咲き、散りゆく様子まで。「蕾から華へ」移ろいゆく姿を楽しめるのが本当の日本酒の姿です。日本酒の味を芸術レベルにまで引き上げた、日本清酒発祥の地:奈良が誇る酒蔵「油長酒造(株)」の主力銘柄「風の森」。是非、皆様にお楽しみいただけるよう当店は万全の状態でお届けします。
無濾過生酒の立体感
本物の生酒が持つ、触感、立体感。口のなかで転がる日本酒の味わいの中で「触感」を意識してみてください。とろみ、とも表現される触感・立体感。それが「本物の生酒の証」だと蔵主は語ります。
醸造している当本人だからこそ深く知る、生酒の触感・立体感。風の森はこの生酒らしさをしっかり表現している日本酒です。
品質について
酒蔵で醸造された瞬間の風の森は「つぼみ」それがお客様の手元で「花」が咲く。この瞬間的な連続をお楽しみいただくため、当店は品質管理に力を入れています。風の森ファンならご存知、あのフレッシュ感を維持することが重要なのです。しかしながら、たまに経過感がある風の森に出会うこともありますよね。
この違いは温度管理と酸化の影響によるものです。特に積算温度に注意を払うことが重要だと蔵主から説明を受けています。風の森が瓶詰めされた瞬間から皆様の手元に届くまで、その間にどの温度帯でどれぐらい保管されていたか、すなわち積算温度が品質に影響するのです。
適切な管理がなされていない風の森、そして蔵主のイメージどおり品質管理がされた風の森。
当店はできる限り「つぼみ」の状態でお客様にお届け致します。
初代から第十三代まで受け継がれてきた日本酒に対する想いと技術は、その頂を超越し新たなステージを開拓し続けています。是非、花が咲いていく瞬間的な連続をお楽しみください。